テルノグ

文章もお絵描きも、かきたいときだけかく。

引き出しの中にあるノリ(糊)から現状を維持し変化を嫌う自分を見た

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タイトルを読み返して、思春期か!? って思ってしまった。

 

わたしはほぼ日手帳の「1日1ページ」に、観に行った映画の半券を貼ったり、気に入ったフレーズを書いたり、時には写真を貼ったりもする。

その作業には、当然「接着」作業が伴うわけだが、マスキングテープだと紙と貼るものの間に隙間ができるのが嫌で、糊を使っている。

 

 この糊だが、昔から塗るのがヘタクソでよくはみ出しては不要なところに貼り付いて気分が萎えたエピソードに事欠かない。

 

例えばあのオレンジ色の円錐型をしたアラビックなんとかとか、糊が出るところのスポンジ状のものが外れてドバァ出たりするのなんなの?!

それにちょっと使わないと糊が出るところのスポンジ状のものが糊そのものでカッチカチに乾燥して本体を力いっぱい押しても液体糊が出てきやしないのなんなの??!!

力いっぱい押したところで糊が出るどころかスポンジ状のものが外れてドバァ出るのなんなの!?

妖怪糊のフタ乾燥ババァとか憑いてんの??

 

と多感な年頃だったわたしは行き場のないイラつきをどこへぶつけて良いかわからず、ひとり、液体糊への心象を悪くしていた。

今調べたが、あの糊が出るところのスポンジ状のものは「スポンジキャップ」というらしい。(ネジ状のキャップ込み)1つ賢くなってしまった。更には品質も高まっておりドバァしたりカチカチに乾燥したりもしにくくなっているらしい…やるなアラビックなんとか。

 

それはともかくとして、

いまでこそ「責任転嫁良くない」と昔のわたしの肩をたたきたくなるが、そんな良い思い出が無い文房具を使うことをせず、ほぼ日手帳に使用する糊は「テープ糊」を使用している。

 

これがとてもスマートで気に入っている。

テープ糊は、修正テープの糊版で、接着面に向かって線を引くだけで帯状に糊が付く。手も汚れず、必要以上に付かない。しまう時も縦にしても横にしても偏ることもない。均等に塗布できる(というか貼るに近い)ので、紙の裏側がシワシワになることもない。

手帳に何かを貼りつけるのに、テープ糊は欠かせないものになった。

 

 そのテープ糊は当然色んな文具メーカーが出している。

わたしは気まぐれで買った、文具メーカーのではないものを使用していた。

詰め替えタイプで、そう高くないものだ。

 

使い心地にはまあまあ満足していたが、あるとき、テープの貼り方がまずかったのか、巻き取りがうまくいかず、テープが詰まってしまった。まだ何メートルと使えるはずだったものが、使えなくなってしまった。テープである以上、そんなこともあるかもしれないと、使い続けていた。

 

これが3度起きた。

 

1度目2度目はわたしの扱いが悪かったかと買い直したが、3度目で違うメーカーに変えようと決意した。扱いが悪いというか、わたしに合わないと思ったからだ。

 

実に、3年ほどかかっての買い替えである。

 

先日買い替えたものは、購入時は以前の物よりお高いが、容量も多く、たいていどこの文具屋でも手に入るものだ。KOKUYOのドットライナー。

 

使ってみると何不自由もなく扱いやすい。

今思えば、さっさと買い替えてしまえばよかったと思う。

 

けれど、多少の扱いづらさがあっても「今まで使ってるモノだから」と、そのまま使い続けていた。使い切った後も詰め替え用を買ってまで使っていた。

 

慣れと愛着とがそうさせるのかもしれないが、変化を嫌う、慣性の法則のようなものが、アタマに無意識に働いていたのではないか?

こんな小さなところの変化もイヤがるほど、わたしは保守的な人間だったのか?

勿論、買って飽きてすぐ使わなくなるのはなるべくない方がいい。

けれど、我慢して使うことはない。

その前にもっと考えて自分に合うものを選べれば言うことない。

 

引き出しに常備しているただの文房具の一つから、自分に必要なモノ、最適なモノを選び、不要なものを削っていくためには、現状維持をしようとするチカラに打ち勝つ必要があるのだと実感してしまった。

 

わたしの部屋にはまだまだモノが多い。

一体いくつこうした見極めをしたらスッキリするのだろう。

途方もないことに遠い目になるのは、三連休の最終日だったからかもしれない。